2010年03月19日

(6)「いいから逃げろ」刺された被害者は婚約者に叫んだ (産経新聞)

【法廷ライブ 秋葉原殺傷 第6回公判】(6)

 《事件で全治6カ月の重傷を負ったDさんに代わり、その場に一緒にいた婚約者の女性が当時の状況を証言している。Dさんが秋葉原にトラックで突っ込んだ加藤智大(ともひろ)被告(27)に背中を刺されたと主張している検察側は、刺される直前の様子について質問していく。証言台に立つ婚約者は検察官に対し、しっかりとした口調で答える》

 検察官「証人はどうしましたか」

 証人「トラックについていくように車道に出て、立ち止まりました」

 検察官「運転していた男はどうしましたか」

 証人「トラックの右側から出てきました」

 検察官「男はトラックから出てきてから、どうしていましたか」

 証人「(事件現場の)交差点の方に走っていきました」

 検察官「それを見てどう思いましたか」

 証人「事故を起こしてしまったので救護に行ったんだな、と思いました」

 《交差点に走っていった男と、トラックから降りてきた男が同一人物か、検察官はもう1度、念を押すように質問していく》

 検察官「男がトラックを運転していた人だとなぜ思ったのですか」

 証人「特徴が同じだったのでそう思いました」

 検察官「この男が犯人だということでよろしいですか」

 証人「はい」

 《ここで検察官は、「では男のことをこれから『犯人』と表現します」と断りを入れた》

 検察官「その後、証人はどうしていましたか」

 証人「交差点の方を振り向きました」

 検察官「Dさんはどうしましたか」

 証人「彼もそうしました」

 検察官「その後、どうなりましたか」

 証人「真横から『ドン』という衝撃音が聞こえました。男がぶつかってきて、手が彼の背中辺りにあるのが見えました」

 検察官「犯人の手は、どのような感じでしたか」

 証人「右腕のひじを曲げた感じでした」

 検察官「犯人の手は握られていましたか、開いていましたか」

 証人「握っていました」

 検察官「音がした後、Dさんはどうなりましたか」

 証人「体が傾き、前のめりの姿勢になっていました」

 《証人は、この時点でDさんが刺されたことには気づいていなかったようだ》

 検察官「犯人はどうしていましたか」

 証人「私たちの方に振り向き、じっと見てから、また前の方へ走っていきました」

 検察官「その後、証人はどうしましたか」

 証人「彼が後ずさりしながら歩道の方へ向かったのでついてきました」

 《検察官に促され、証人が移動した位置を地図に書き込む。法廷内の大型モニターに、その様子が映し出された》

 検察官「証人は、犯人がDさんに何をしたのだと思いましたか」

 証人「事故を起こして動転し、八つ当たりで殴ってきたのだと思いました」

 検察官「歩道に移動してから証人はどうしましたか」

 証人「犯人を目で追いました」

 検察官「犯人はどうしましたか」

 証人「先の方にいる女性にぶつかりました」

 《ここで質問は、加藤被告に胸を刺され、失血死したとされる女性被害者Eさんの様子に移る》

 検察官「女性(Eさん)はどちらの方を向いていましたか」

 証人「私たちの方を向いていました」

 検察官「犯人にぶつかられた女性はどうしましたか」

 証人「短い悲鳴を上げ、2〜3歩よろめいてからしゃがみこんでいました」

 検察官「女性は手をどうしていましたか」

 証人「右脇腹を押さえていました」

 検察官「どのような女性でしたか」

 証人「白い服で20歳前後でした」

 検察官「それからどうなりましたか」

 証人「反対側の歩道から女性のところに男の人が走り寄ってきました」

 検察官「それを見てどう思いましたか」

 証人「『これは何かおかしい』とつぶやきました」

 検察官「その後、どうなりましたか」

 証人「彼(Dさん)が『刺された』と言いました。背中を見たら血が流れていました」

 検察官「証人は、どうして血が流れているのだと思いましたか」

 証人「犯人が刺したのだと思いました」

 《Dさんの言葉で、証人は初めて自分の婚約者が刺されたことに気づいた》

 検察官「それを見て証人はどのように思いましたか」

 証人「一瞬パニックになってしまい、『どうしよう、どうしよう』と言っていたら、彼から『いいから逃げろ』と言われました。けど、『彼を動かしたら、もっと血が出る』と思って、とりあえず、彼を歩道に座らせました」

 《気丈に証言していた証人だが、当時を思いだしたのか、声を詰まらせた》

 検察官「その後、証人はどうしましたか」

 証人「救急車を呼ぼうとして携帯電話をかけました」

 検察官「すぐ電話はつながりましたか」

 証人「2、3回かけても全然つながらなくて、3、4回目でようやくつながりました」

 検察官「その後、どうしましたか」

 証人「血が大量に流れていたので、『血を止めなきゃ』と思って、彼の背中に手を当てていました」

 検察官「血は止まりましたか」

 証人「全然止まりませんでした」

 検察官「そのとき、証人はどのような気持ちでしたか」

 証人「現実感がなくて、よく分からなかった。けど彼の血が手に当たって温かくて、早く助けたいと思いました」

 検察官「Dさんは病院に運ばれ、手術をして一命をとりとめましたね。どう思いましたか」

 証人「すごく安心しました」

 検察官「証人はDさんの広島のご両親に連絡しましたね」

 証人「はい」

 検察官「様子はどうでしたか」

 証人「私と会ったときは明るく振る舞っていたのですが…。その前に電話で知らせたときは義父はあわてた声で、義母も電話の後ろであわてていたのが分かりました。申し訳ないと思いました」

 検察官「医師からはDさんのけがについて何と言われましたか」

 証人「『横隔膜が傷ついていて、刺された後にあれ以上動かしていたら命をなくしていた』と言われました…」

 《Dさんがけがをしたことについて、自分を責める証人。加藤被告はうつむき姿勢のまま身動きしない》

 =(7)に続く

【関連:秋葉原17人殺傷第6回ライブ】
(5)「トラックにはもじゃもじゃ髪の男が…」現場で目撃した犯人
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(3)「目が半開きで口が大きく開いていました」…事件の恐怖語った目撃者
(2)検察官が示した衣服の写真に「だいたい同じ」目撃者が証言
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産科補償制度、原因分析報告書を公表(医療介護CBニュース)

 昨年1月にスタートした産科医療補償制度を運営する日本医療機能評価機構は3月18日、同機構の原因分析委員会が脳性まひ発症の原因を分析し、再発防止策などをまとめた報告書の要約版を初めて公表した。同機構の担当者は「幅広い人々に読んでもらうことで、制度への理解を深めてもらい、最終的には産科医療の質の向上、報告書と同様の事例の再発防止につなげていきたい」と話している。

 公表されたのは、昨年9月に同機構の審査委員会で同制度の補償対象として初めて認定された事例の報告書の要約版で、原因分析委員会の部会が医学的な観点から原因分析を行ったもの。2月9日の原因分析委員会で承認され、同機構の機関決定を経て、既に全文版が児・家族と分娩機関に送付されている。

 要約版は、「事例の概要」「脳性まひ発症の原因」「臨床経過に関する医学的評価」「今後の産科医療向上のために検討すべき事項」について、報告書から個人を識別する情報を除外した上で、概要をまとめた。

 全文版については使用目的が、▽学術的な研究目的での利用▽公共的な利用▽医療安全のための資料としての利用―の場合に限り、個人情報などをマスキングした上で開示される。
 全文版の希望者は、同機構のホームページ上の「原因分析報告書開示請求書」をダウンロードし、必要事項を記入の上、同機構の産科医療補償制度運営部の原因分析・再発防止担当まで郵送する。1事例につき300円の手数料と郵送に掛かる実費を同機構指定の口座に振り込む。


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2010年03月17日

中国へ里帰り 和歌山のパンダ「幸浜」歓送会(産経新聞)

 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で14日、繁殖のため中国に渡る4歳の雄のジャイアントパンダ「幸浜(こうひん)」の「歓送会」が開かれた。

 幸浜は現在、体重約110キロ。中国動物園協会の要請で、4頭目の“訪中”パンダとして、四川省成都の繁育研究基地に送られることになった。

 幸浜は、雌のパンダに見立てた雪だるまや好物のササなどをもらい、ご機嫌な様子。入園客からは「いってらっしゃい」などと声があがっていた。

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